麦秋いたる、麦風は新緑の山並みをこえて 麦秋の季節をむかえ、黄金色にかがやく一面の麦畑を車窓にうつし、列車は伊勢奥津駅にむかって走ります。麦畑をふく「麦風」の行方は、新緑におおわれた一志・白山・美杉の山並みです。 山間部に入った列車は、眼下に雲出川の峡谷をながめ、逆光ぎみの光線にうかんだ新樹のもとを、ディーゼル音とともに通過していきます。
麦秋の季節をむかえ、黄金色にかがやく一面の麦畑を車窓にうつし、列車は伊勢奥津駅にむかって走ります。麦畑をふく「麦風」の行方は、新緑におおわれた一志・白山・美杉の山並みです。 山間部に入った列車は、眼下に雲出川の峡谷をながめ、逆光ぎみの光線にうかんだ新樹のもとを、ディーゼル音とともに通過していきます。