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2017夏景 なごり

 立秋が過ぎたころから、夏らしい日がもどってくるなど、2017年の夏は、忘れ物をしたような居心地のわるさを感じます。

 とはいうものの、木槿は可憐なそして百日紅はあざやかな花々を、何事もなかったように咲かせます。

 一方、渓流は岩場を白いしぶきでそめながら、水面に夏の陽ざしを輝かせます。

 気動車は定時で、2017夏のなごりをかけ抜けます。