

2016 紅葉最終章
2016年も、あますところ一か月をきりました。名松線沿いの渓谷紅葉も落葉がめだつようになりました。紅や黄で染めつくされた山のふもとを行く気動車のディーゼル音も、2016年紅葉の最終章をかなでるかのようです。 2016年紅葉の最終章をかなでるかのようです。


鉄橋 渓谷 そして日暮れ
名松線沿線の紅葉は、今、盛りをむかえています。雲出川を渡る鉄橋沿いや渓谷のいたるところに、錦秋の秋にふさわしい光景が展開します。それは、山高く谷深い渓谷ゆえ、午後をまわると陰り始めるつるべ落としの秋の日と、競いあいのあわただしさでもあります。下りは日向を、続く上りは夕闇立ち...


紅葉遠望
名松線雲出川の渓谷は、谷間に射す光が紅葉の引き立て役になります。時間限定であっという間に陰ってしまう、光と紅葉の饗宴の中を列車は走り去ります。


柿の熟するころ
美杉の山あいに自生する柿の古木に、熟した柿が実るすぐ横を気動車は定時で着・発していきます。


紅葉渓谷へ
雲出川上流の紅葉は、本格的な秋景色を前に始まったばかりです。色づくもみじを前景に定時運行の気動車が、線路に車輪をきしませ傾斜のある急カーブを通過していきます。 一方でススキの穂も、秋のつるべ落としの残照にはえ列車をむかえます。


コスモス咲くころ
家城駅を伊勢奥津駅にすすむ列車が雲出川をわたると、程なく車窓にコスモスの花が文字通り、とびこんできます。 コスモスは花の可憐さと風に揺れる姿が秋の定番イメージですが、近づけばその楚々とした面影には似つかわしくないほど 、花茎はたくましい面構えです。...


彼岸花 ヒガン花 そして彼岸花
真紅の彼岸花には、抜けるような青空がふさわしいといわれます。しかし最近の天候不順の中では、ちゃちなレッドカーペットをしぎ群生する彼岸花の物理的な迫力が、降り込める雨や重苦しい曇天を突き抜け、天上に伸びる「勢い」を感じさせます。...


晩夏から そして 初秋へ
伊勢奥津駅の改札口近く、夏空にそびえるさるすべりの古木の下を、松阪行列車が定時発車します。 沿線では、色づいたもみじの大木が錦秋の季節の幕開けを告げています。列車は、車窓にあざやかな彩りをのこしたままススキの穂をゆらし、晩夏から初秋への移りを走ります。


稲穂波を揺るがせて
処暑も過ぎ、日中の暑さはともかくも稲田の穂をゆらす朝夕の風に、季節の移りを感じるころになりました。 名松線沿いの田圃にも、豊かな稲穂波が見わたすかぎり広がり、刈入れの時を待っています。 穂先を揺るがすかのように、単機や2連の気動車たちが走り抜けていきます。


夏へ 川浪 涼風 雲出川
梅雨明けまじかなこの時期、雲出川本流は流水が渦をなし、甌穴(おうけつ)とよばれる岩床のくぼみを、さらにけずりとるかのような勢いです。 川面を渡る涼風が止んだ鉄橋を、水鏡に車体を映し列車が通り過ぎます。





















