2019年 平成最後の新春
平成最後の新春、名松線の比津駅では冬枯れの中を苔むした野面積みの石垣を眼下に、伊勢奥津行きの列車が発車します。 また一志駅付近では、吹きすさぶ北風に波紋を描く水辺や枯れ荻のかなたを、松阪行の列車が通過します。 春は名のみの観しきりの今日このごろです。
晩秋 紅葉 水鏡
晩秋のころになりました。名松線沿線の家城付近では、アーチ橋を見あげる雲出川の川面を水鏡に、紅葉が映えるありさまが、この季節ならではの情趣をあたえます。 また、伊勢鎌倉駅から遠望する黄色を主とした山々のいろどりも、冬への荘厳の趣があります。...
霜月 紅葉 名松線
霜月初めのころ、伊勢奥津の名松線沿線は紅葉の時期をむかえます。 雲間からもれる日の光が木々を鮮やかに染めあげる中を、また伊勢鎌倉の川面に映える黄金色の大木のかなたを、そして家城付近の夕日に朱色がきわ立つ木々の間を、列車は通り過ぎていきます。